WATANABE PILE TEXTILE CO.LTD.

ものづくりについてABOUT / MANUFACTURING

製造工程について

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糸の原料となるのは世界中で栽培されている綿(わた)です。
私たちは、それぞれの綿の特徴を理解した上で、イメージするタオルに最適な綿を選んでいます。時には実際に現地へ行き、農場の空気・人・環境を感じながらタオルのイメージを膨らませます。
綿が決まると、次は糸にする作業です。紡績工場の方と打ち合わせを重ねながら、原料となる綿の風合いを最大限に引き出せる方法で糸を紡ぎます。

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精練により「水を吸うタオル」が生まれます。
栽培したばかりの綿は、水を弾く成分を持っています。精練加工によりそれらの成分を落とし糸に吸水性を持たせ、また糸に付着している不純物や汚れを取り除きます。
ほとんどの商品に「オゾン漂白」という環境に優しい加工方法を用いることで、従来の方法よりもエネルギー消費を削減しています

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整経はタオルづくりの基礎となる重要な工程です。
経糸(タテ糸)を必要な本数必要な長さに巻き取り、「伸べ」と呼ばれる巨大な糸巻きをつくります。巻き取る経糸は1000本以上もあり、糸の並ぶ順番がそのまま柄となるため1本のずれも許されません。その後の作業の進み具合をも大きく左右する慎重な作業であるため、職人の技が光ります。

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創業当初(昭和38年)から動いている今治製のシャトル織機。
この織機が現役で動いているのは、今治の中でも渡辺パイルだけです。細かい柄を得意とし、ふっくら生地を織り上げます。今では織機自体が製造されておらず部品が手に入りにくいため、職人が入念に手入れをしながら大切に受け継いでいます。
織機によって得意な幅や柄が異なるため、出来上がりのイメージに合わせて織機を選びます。

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徹底した品質管理のもと、完成したタオルの検品・箱入れをします。
パイル抜けなどの商品不良が無いか確認をし、納品先のお客様それぞれへ最適な状態でお届けできるよう袋詰めをしていきます。検品・箱入れが完了すると、あとは目的地までの発送です。

コラボレーション

私たちは、独自でタオルや服地を開発するだけではなく、ニットや染めを得意とする他産地や日本のデザイナーと共同で、テキスタイルの可能性を広げています。
ALL JAPANのものづくりを世界へ発信していきます。

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